猫ちゃんのフィラリア症
こんにちは。
何かとバタバタしてしまい以前更新からかなり間があいてしまいました。
さて季節も変わり、ジメジメすることも多くなりこの地域でもかなり虫たちを見かけることが多くなりました。
病院でもかなり対策していますが、院内で蚊を見かけることも少なくありません。
本題でも書いたとおり、わんちゃんの病気と思われがちなフィラリア症ですが、実は猫ちゃんにも感染します。
犬と同様、幼虫が寄生した蚊に刺されることで体内に侵入し成長した成虫が肺や心臓に寄生することで発症します。
都内ではワンちゃんのフィラリア予防がしっかりと普及していることなどから発生件数自体は高くなく、
犬と異なり症状が分かりづらいことや、犬のように検査が簡易でないことから一見見過ごされがちですが、感染してしまうと突然ショック状態になり最悪の場合死亡してしまうケースもあります。
また外に出ないため予防はいらないと思われる方も多いかと思いますが、蚊は家の中にも容易に侵入してきますので油断はできません。
ノラネコと飼育猫のフィラリア陽性率はそれぞれ11%、11.5%とむしろ飼育猫のほうが高いというデータも出ているんですね。もちろんこういったデータはお住いの地域や階層によっても異なりますが、かかってしまうと確立された治療法がないフィラリア症は予防がとても大切ということを僕自身も再認識いたしました。
当院では猫のフィラリア症対策として、オールインワン予防薬であるブロードラインを採用しております。
蚊が本格化する6.7.8月、可能であれば犬と同様家が飛んでいるシーズンは予防をおすすめします。
またブロードラインのお試しキャンペーンとして健康診断とのセットも行っていますので詳しくはスタッフまでお問い合わせください。