デジタル技術の活用及びDX推進の取り組み状況について
1. デジタル技術の重要性
デジタル技術の活用は、顧客満足度を向上させ、動物病院の競争力向上に対し好影響を及ぼす非常に重要な要素だと考えています。
具体的には以下の3点より、競争優位性が高まると考えております。
A) 労働生産性の向上
電子カルテにより、顧客情報管理の一元化、診療データ分析を基としたオペレーション等の改善、CRMの強化などが実現され、労働生産性が向上します。また、FPDシステムのデジタルレントゲンを利用することで、レントゲン画像をすぐに表示し、患者の状態をより早く正確に診断することができます。
B) 見える化の推進
デジタル技術の導入により、当院の医療スタッフは、患者の状態や治療の進捗状況をリアルタイムで確認でき、適切な治療計画を策定することができます。また、患者の情報や医療機器の在庫状況が常に見える化されるため、医療スタッフの業務効率化にもつながります。
C) 安全性の向上
医療現場において、安全性を向上させ医療ミスの可能性を極限まで低くすることは、レピュテーションリスクを低減するためにも非常に重要です。今後Osirixシステムを中心としたデータ管理システムに当院の医療機器が統合されます。院内のデータ管理が今まで以上にスムーズになり、診療中の作業を自動化することで、人為ミスがなくなり、安全性が向上します。
2. 上記を踏まえた弊社の経営ビジョン
『対応領域が広く、DX化が行われた動物病院』へ
当院はものづくり補助金による事業を行いデータ管理システムが整備され、診療段階のDX化が推進されます。ものづくり補助金による事業が終了した後もDX化を推進し続け、当院の競争優位性を高めます。
3. 当社の経営ビジョンの実現のための戦略
● 今後継続的にデジタル化を行う
● ものづくり補助金を活用
● デジタルリテラシーを強化する研修の実施
● 上記をより推進するための外部専門家との協力
● オンラインセミナーへの参加で効率的に知識を習得し、他スタッフへ展開することで診療レベルの向上をはかる
4. 戦略推進のための組織体制
